まずは一言…。270話は「神回」です。
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今回はネタバレ込みで、第270話「世界組5番・王城正人」のレビューをしていきます。
もしよかったら269話「もういいから」の振り返りもぜひ!
何度この手を伸ばせば
星海47点・能京39点の8点差。王城正人の攻撃(レイド)から物語はスタートします。
「何度この手を伸ばせば、僕がキミの一番になれるだろう?」
何度突き放されても、愛を唱えてきた。
カバディという競技の特性であるキャントをこのような表現で魅せるなんて武蔵野先生は天才ですか?神ですか?
王城はレイドの度に愛する人の名前を呼ぶように…
「カバディ、カバディ、カバディ…」と連呼してきました。
練習の数だけ、試合の数だけ、レイドの数だけ、王城正人は愛を唱えてきたんです。
王城正人の攻撃(レイド)
王城の今までの積み重ね(愛)が、最強の星海高校に突き刺さります。
守備は7人の万全な体制。
しかし王城は、一瞬で音もなく志場を刺し、その後有村に突き飛ばされますがキャントは続いています。
倒れた体制で本田を足でSTRUGGLE(接触)。
目がかすむ中、とどめにきた平良を右手ではじきます。
この時点でSTRUGGLE4!8点差の状況ですから星海にとって致命傷になりえます。
もう帰陣させるわけにはいかない。不破もブロッキングで止めに入ります。
王城正人の「愛」と不破仁の「使命」がぶつかります。
不破「愛で死ぬんだぞ!!」
不破の優しさに泣けてきます。
しかし王城はブロッキングをジャンプでかわし、
王城「最高のいき方だ!!」
そう言って微笑みます。
「逝き方」「生き方」とかかっているのでしょう。あえての平仮名表記にグッときます。
不破は必死に手を伸ばし、友を救うため王城のシューズをつかみかけますが、くしくもそれは上から下に一直線に落ちていきました。
王城のシューズのシンボルマーク「王冠」が逆さまに落ちる表現があり、不破の最強がくずれるようなイメージを誘う描写となっています。
能京、5点獲得!
その赤に気付く前に、黒は駆け出した
5点取られた瞬間、冴木がレイドに出ます。
冴木「まずい!切り替えねーと…」
つかさず井浦慶の「押し返し」
強制的に冴木のレイドを終わらせます。
井浦「止めなかったと思うか?止まんねーんだよ…!!!」
井浦「いってこォい!!!」
押し返しが決まった瞬間、王城がレイドに飛び出します。
鼻血が出ていてシューズに血が垂れていますが、「黒のシューズ」を使用していたため審判が気づく前にレイドに出ることができました。
外園とのシューズを買いに行った際に言っていた「黒なら目立たないでしょ?」の伏線回収の瞬間です。
志場を足でSTRUGGLEし、コートの奥へ避難した後町も一瞬でタッチ。
冴木をかわし、背中をタッチ…。
この瞬間…
能京の得点が44点から「49点」へ…!
逆転!!!!!!!!!!!
王城の様子がおかしい…?

【引用】武蔵野創「灼熱カバディ」裏少年サンデーコミックス:小学館
逆転の束の間。…コートに戻った王城の様子がおかしい。
自軍のコートにも関わらず王城は…
王城「カバディ、カバディ…」
宵越「部長?もう攻撃は…」
井浦慶が駆け寄り王城を支えます。
すかさず審判もタイムアウト。
…王城は限界でした。
井浦「今日はここまでだ。よくやってくれた」
王城「そっか。分かっていたけど残念だなぁ…」
井浦「最高のプレーだった。今までで一番…」
王城「ねえ、慶」
王城「嘘をついてた。本当は、ちょっとだけ…辛かった」
井浦「うん…。知ってた…」
井浦慶は王城が苦しい中でカバディに取り組んでいたこと。
少し無理して笑っていたこと。
こっそり裏で1人で泣いていたこと。
全てを分かっていて、そばでずっと支えていました。
井浦「お前は誰が見てもずっと、…」
井浦は王城の手をとり、人差し指をかかげ、真っすぐ正面を見て言います。
井浦「最強の攻撃手(レイダー)だ。」
270話「世界組5番・王城正人」まとめ
数々の伏線回収。
井浦慶と共に10点を獲得した王城のレイド。
2人の友情と、王城のカバディへの愛、不破の使命もめちゃくちゃ響きました。
冴木も王城を止めたい一心ですし、この4人の絆はハンパねえです。
能京が星海を倒さない限り、これが王城の最後のレイドになってしまうでしょう。
ここから武蔵野先生は1週間の休暇に入りますが、(と、おっしゃってますが単行本の準備…)一挙30ページを一括で提供してくださったことには頭が上がりません。
感謝です。
次回、王城がコートに戻れない状況でどう能京が戦うのか。
まだまだ時間は残っています。
271話も目が離せない…!
Let’s、STRUGGLE!!!!!



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